おねえちゃんのはなし。
触れてはいけないものに敢えて触れていくスタイル。
先に宣言しときます。
この1ヶ月で最もヤバイ、禁断の記事になるでしょう。
各方面にお叱りをちょうだいするんだろうな。
ただ、一応、
おねえちゃん*本人と主催者(@mozukuzukushi)には査読していただいて
許可はとってありますので。
悪しからず。
なんで許可おりたんじゃ…?
ちなみに、主催者には
「絶妙に気持ち悪い」とのフィードバックをいただきました。
もう今更、そんな指摘は気にしないない。
とっとと自己紹介を終わらせてしまおう。
名前 : たぐまぐ (6期)
制作実績 : ......
アナビでの活動 : 専ら当日のスタッフ(しかし、でしゃばりなので司会をさせていただいたり)
好きなもの : 労働と入試問題(数学)*1とカフェ巡り
特記事項:留年する予定*2。2回目の2年生と、2回目の進振りをする予定。
つまんねえ自己紹介だこと。
さ、じゃ、始めよっか*3。
前に誰かが*4書いてた、
「面白い体験してる人たちだから面白いこと書いてくれるはず」(圧)的な、
無茶振り(ダイマックスレベル10*5 )に応えようとするならば、
僕の場合は、お仕事(バイト=塾)の話をするのが良いと思うんですよ。
だって、ただのバイトの立場で、
月200時間勤務とか、
徹夜残業→2.5時間睡眠→13時間勤務とか、
13連勤→1休→13連勤とか、
とか、平気でやってるわけで、当然経験値貯まるし、僕オンリーな話になるっしょ。
だってだって、チーフとかシフトリーダー的な立場でもなく、
ペーペーのアルバイト君*6が、
教室の運営に首つっこんで、時間割作ってたりとかするんだよ。
そして恐ろしいことには、
僕自身はブラックバイトだなんて1㍉も思ってなくて*7、
むしろ楽しくてしょうがないんだな*8、
これが。
なんだけど。
今日は一旦このバ畜の話はおいておくとして、
オンリーっちゃオンリーだけど、
あってはならないオンリーの話をしようかなと*9。
まぁ、すべき話じゃない気はするけど*10、
こういう機会だし?
僕ができる面白い話で?
アナビに関連して?
ここじゃないとできない話?
そりゃ、もう、おねえちゃんの話しかないでしょ。
面白いのベクトルが正反対。俺はアホか?
はい、
というわけでおねえちゃんのはなしです。
ここまできて改めて宣言することじゃないけど、
僕には、年下のおねえちゃん*がいるんですよね。
可愛くて、明るくて、謎解きを愛してて、超積極的に活動してて。
人気者で、有名人で、頑張り屋で、いろんな人に頼りにされてて。
ここではおねえちゃん*本人の希望で敢えて名前は出しません。
ちなみに、
「名前伏せた方が知る人ぞ知るって感じでええやん」
って言ってました。
年下っていうのは、
おねえちゃん*と僕は大学の入学年度こそ一緒なんですが、
僕は阿呆だったので、
大学生になるために一般的な人よりも1年長く勉強してるんですよ。
だから、歳は僕の方が1つ上で、おねえちゃんの方が1つ下。
話の筋を考えないまま書き出してるので、あっち行ったりこっち行ったりするんだが…
「記事書きたいなー」
→「おもろいことってなんやろな」
→「せや、おねえちゃんのこと書いたろ」
→「かと言って、おねえちゃんのことって何書くねん」
とか考えながら、ふと思ったが、
「おねえちゃん」って言うようになってもう1年*11になるんだよな。
はじまりは、確か、
2018年度駒場祭公演「君と魔法の懐中時計」(#キミノグラフ)の永田町再演の1日目の夜だったはず。
このとき、おねえちゃん*は制作進行(マネージャー)をしていて、
作品制作の超クライマックスとして、
公演が駒場祭当日3Days→永田町再演2Daysと2週続けて開催されていた、
その本当に最終章を、
制作進行(ディレクター)だったはにみやと一緒に*12、
先頭でラストスパートして駆け抜けようとしていたところで、
多忙ゆえに疲れが見えてきてたときだった。
そのとき、
制作本体には関わっていないものの、
スタッフとして参加させてもらっていた僕は、
「おねえさん、あとちょっとだよ!頑張って!」
ってニュアンスのことを、
頑張ってる人に向かって余計な口を叩いたんだよね。
それがほんとに余計なひとことだったわけ。
そういうことを何度か言ってるうちに、
なぜだか「おねえさん」→「おねえちゃん」に変わっちゃったから。
なんでだろうねぇ。
思い出して書きながら、自分でも全く分からない。
なんで、「おねえさん」て話しかけたのか。
なんで、それが「おねえちゃん」に変わったのか。
で、
どういうわけか、
僕のあたまは、意外と面白いねって思っちゃって*13、
その後は「おねえちゃん」て呼ぶようになっちゃった。
わけ。
たぶんなんだけど、
そのときはこんなにも引っ張ることになるとは思ってなかったはず。
けど、
おねえちゃん*は優しいから
「おねえちゃん」て呼んでも反応してくれるし、
いつしか、
それがぼくにとって美味しいねたのひとつになっていった。
(もちろん、おねえちゃん*側は大迷惑なんだが)
「おねえちゃん」って呼ぶことのみならず、
これもまあ、都合のいいことだけど、
「美味しい」っていうのは、
僕は、例えば、
いちばん最初の自己紹介でも、
制作実績は「……」に、
活動は「専らスタッフ」にせざるを得ないくらいに、
めちゃくちゃアナビへのコミット度とか、貢献度とかが低い。
月に一度とかいうレベルね。
もっと低いかも。
でも、
「おねえちゃん」って呼んでることによって、
これがねたになるっていう側面が出来ちゃった。
公演のスタッフに参加したときやTwitterでも、
「おねえちゃん」と言えばなんらか反応がある。
最近は留年方面でも話題がありますが*14。
基本的にみんなは半ば呆れてるだろうし、
あんまり良い方向ではない、というか、
まあ、そりゃ、当然ながら、
「サークル同期女子をおねえちゃん呼ばわりするヤバイヤツ」
っていうレッテルはちょうだいするわけだけど、
このことによって、
参加率が圧倒的に低いにも関わらず、
多からずとも居場所がある、
というか、
サークル内に僅かながらも存在することが出来ている、
と感じられているのです。
そして、それをすごく「ありがたい」と思っているのです。
(馬鹿なこと言ってねえで謎を作れよ*15 )
ほんとに的外れな、非常識なこと言ってんだろなっていうのは承知です。
でも、
これってもしやアナビのすごい所なんじゃないかな、
と(勝手に)思ってるんです。
誰かも言ってたけど、アナビにはほんとに色んな人種がいる。
謎制作、
音楽・作曲、
テキスト、
運営、
動画製作、
スプシを使い手*16。
これはよく聞く話だよね。
でも、これは、人間をタスク面で分類したら、の話。
一般的にはそれはそう。
「東京大学謎解き制作団体AnotherVision」なんだから、
制作におけるタスク能力の話をされるのは当たり前。
じゃなくて、
内面的なものにフォーカスしてみても然りなんじゃないかな。
ぼくの「おねえちゃん」もそうだし、
非常識王とか、
ギャンブル好きとか、
留年・降年生とか、
セクシュアルマイノリティとか、
ちょっと変から、いまの世の中ではまだまだ生きにくいものまで、
ほんとに様々な要素をもつ人間たちで出来ているのが
「AnotherVision」て団体で、
その要素を全て受け入れて、プラスの域に引き込んでいる。
それってすごいじゃん、
て*17。
脱線気味なので、ここらで軌道修正すると…
この団体さんは、
なんでだか「おねえちゃん」のねたを成立させてくれた。
おかしいかもしれないけど*18、
おかげで、
月に1回以下の参加率でも、
使えるねたがあるから、
存在するための気持ちが少しだけ軽くいられる。
だって、
制作の特殊能力どころか基本能力もなくて貢献できない、
ねたもない、
それで、ただ公演のスタッフをするだけ、
だったら、肩身狭すぎる。
実際、
そういう理由(=居場所がない)で別のサークルはもうすぐ辞めるし。
うーん、書いてて思ったけど、
自分はただの構ってちゃんで、
承認欲求のための炎上芸人してるだけじゃね、これ?
保身のために言うことだけど、
この議論でいう、
存在できることは必要とされることとは別ものですからね。
この話で、団体とメンバーで言う、
存在できることっていうのは、
メンバー側からの要請で、それを団体が許可してるってことで、
居場所があるってことの言い換え。
必要とされることっていうのは、
団体側からの需要で、
それに対して、制作能力や人間関係をメンバー側が供給してる。
ぼくは圧倒的に前者で、
その許可の理由のひとつを、自分では
「おねえちゃん」
で捉えられてるってこと。
実際がどうかは知りませんが、
恐らく僕は必要とはされてはない(と感じている)。
需要がない。供給できるものがないから。
お酒の席だったし、ノリもあるだろうから、
真に受けてるわけではないというか、
真偽は不明だけど、
目の前で「たぐまぐより○○の方がいい」みたいなことを
言われたことあるし。
まぁ、もし仮に真だったとしても傷つきはしませんが。
それくらいで傷つかないくらいには、
乗り越えた過去がいっぱいあって、
メンタルはびっくりするくらい強い*19。
ちなみに、
この団体見てると、
需要と供給って互換性がある、
または、
必要十分であると言える気がする。
需要されるから供給する。
供給できるから需要される。
うん。
なんだか、
当初の予定からだいぶ逸れてきたし、
長くなってきたので、
無理矢理戻して終わらせにかかりましょう。
予定っていうのは、
この記事でおねえちゃん*にありがとうって伝えようと思ってたので。
だって、
ぼくが「おねえちゃん」て呼ぶことも、
それがねたにつながってるのも、
心が広いおねえちゃん*がそれにこたえてくれるから、
にほかならないから。
おねえちゃん*は、
制作に制作進行(マネージャー)の立場で関わってることが多い。
これは、
ぼくが、最近、バイトの立場ながら、
社会の一部で、一定の役割で果たす中で感じていることなので、
アナビ内での定説・認識とは違うかもしれないけど、
マネージャーって、
制作を動かしていく、前進させていく立場ですよね。
その中でやることって、
人間をいかに動かして、どう活かすかじゃないかなと思うんです。
悪い言い方をすると、
管理。
進捗管理、締切管理、制作物のクオリティ管理、シフト管理、
いろいろあると思うし、それぞれ名前をつけて呼んでるけど、
結局どれも、
期限と完成度っていう成分を持つベクトルの値が最大になるように、
タスクに対して、人間っていう関数をいかに作用させるかでしょ。
だとすると、人間を動かして、人間を活かすことじゃん。
先に断りますが、
こういう書き方をすると、
おねえちゃん*はぼくのマネージャーか?みたいになるけど、
そういうことが言いたいわけじゃないです。
感謝してるんです。
おねえちゃん*は、人を活かす立場で仕事をしているから、
その延長線上で、
しょうがないから、
アナビの中でぼくをギリギリ生かして*20くれてるのかなと、
というか救ってくれてるんじゃないかなと、
それで「おねえちゃん」てギリギリ呼ばせてくれてるのかなと、
超絶勝手に解釈しています。
(たぶんそんなことは考えてない、
というか、
相手にするだけ無駄だと思っているのでは…)
おねえちゃん*がなんで許してくれてるか本当のところは分からない。
けど、
それが本当はどうであったとしても、
「おねえちゃん」と呼ばせてもらうことも、
それを話題にさせてもらうことも、
それをひとつのねたにアナビの活動にちょっとだけ参加させてもらっていることも、
この辺全部まとめて、
「おねえちゃん」からはじまるので、
とにかく、感謝してます。
ありがとう。
ちなみに、
この文章を書き始める前に、おねえちゃん*に
「記事はおねえちゃん*について書いてもいいですか?」と聞いたら、
「いいよ」と言ってはもらったけど、
「認めてるわけじゃない!」とまあ怒られましたね。
そりゃそうだ。
例えば、
ぼくが「おねえちゃん」と呼ぶからには、
ぼくら相対的に「おとうと」になってしまうわけで、
その「おとうと」っていうねたが
おねえちゃん*側に行ってしまったりしていて……
まー、書いてて思うわ。迷惑千万極まりないね。
ごめんなさい。
でも、
これからもこのねたは要所要所で使わせてもらおうかなと、
思っていますので、
よろしくお願いします。
さ、
というわけで、
今日はおねえちゃんの話でした。
こんな話で1枠使ってしまって申し訳ないですね。
気を取り直して、
明日は映像制作のニュースターあるつくんです。
映像もさることながら、文章もめちゃくちゃかっこいいのでしょう。
楽しみにしています!
*1:ちなみに、おねえちゃん*の話が許可がおりなかったら、これについて話すつもりだった。これの方がよっぽど深くて面白い話だろうけど、また機会のあるときに。
*2:一応1回目の進振りで行き先は決まっていたが、あんまり興味がなかったので、パスした次第。
*3:バイトの塾では、こんな感じでいつも授業を始める。
*4:すざりあだったっけ?
*5:ソードシールドをやっていないので、実際にはよく分かっていない。
*6:なんか、流石にそろそろチーフに昇格するらしいですよ。
*7:この前、ブラックバイトどころか、もはや過労死ライン越してると言われましたが。
*8:まぁ、1浪1留なんていう社会のお荷物みたいなクズが、これくらいの社会貢献を楽しくやらせていただけるなんてありがたい限り。
*9:分かってるならしなきゃいいのに。
*10:分かってるならしなきゃいいのに。
*11:ちょっとびっくりした。
*12:誰かが、「去年の駒場祭の制作はDとMが可愛かった」って言ってましたね。
*13:え?
*14:ほんと、ろくでもない人間だね、僕は。
*15:読者の声を代弁するにもっともなひとこと。
*17:参加率月イチ以下のやつが何をほざいている?
*18:"しれない"んじゃない、明らかにおかしいだろ。
*19:乗り越えるたびメンタルは強くなるけど、人間は信用できなくなっていく。
*20:×活かして