AnotherVision Countdown Calendar 2019

AnotherVisionメンバーによる"Countdown Calendar"を2019年もお届けします

青色に光る色眼鏡かけて、今日も視界良好!

*1


こんにちは、AnotherVision 7期のぽにょです。

みなさん文章が上手い方ばかりで、びゃーーーーーーってなってます。
AnotherVisionって文章上手くないと入れないんですか????って気持ちになっています。

あと、はてなブログと仲良くなれません!文字変になってます!!!

 

全体的に何言ってるか訳分からなかったらごめんなさい。

 

今日は、私も制作に関わった「裏商店街思い出通り」のテキストをたくさん書いた有能テキストのみーやんちゃんの記事も投稿されます。彼女も推しの話をするとか?

ご期待ください! 

 


最初は自己紹介しますね!

自己紹介
2000年(平成12年)2月2日生まれ、もうすぐ20歳になります。*2
AnotherVisionでは、会議で意見を言って場を乱したり、みんなが作ったものを見て「てんさいでは?」という仕事をしています。*3
今年の冬から春にかけて謎解きの楽しさを知り「有名だし楽しそう」という理由でAnotherVisionに入りました。7期です。*4
Twitter上で「推しぴ」「相棒さん」と私が呼んでいる、二人の大好きな演者さんのオタクをしています。*5
大学では哲学を学びたいと専門授業楽しく受けていますが、語学に打ちのめされています。*6

 

自己紹介おわり!

 


さて、突然ですが、みなさんは、眼鏡かけてますか?私はかけてます。
ブルーライトカットががっつり入っているので写真では青色に光ります。
推しのグループのメンバーさんと初めて握手した時に言われた言葉は「眼鏡青いですね」でした。うん。そうだね。他に言うことないんかい。

私にとって好きなコンテンツってこの眼鏡みたいな存在なんです。(何言ってんだこいつ)(わかる)
このブログでは、なんで「好きなコンテンツは眼鏡みたいだ」と思うかということと、この眼鏡をかけて何が良かったかについて書きたいと思います。

 


【「好き」は眼鏡】
推しの存在は眼鏡、もっと言えば世界を見る色眼鏡だと思っています。*7
砕いていえば、私にとっては、本当に大好きなことは、私の外に存在するなにかではなく、自らのアイデンティティの一部であり、私の世界の見方を変えてくれるものだと思っている、ということです。


例えば、

「好きなキャラが好きだという食べ物をよく食べるようになった」

「これを好きになってからいままでかかわらなかったタイプの人と関わるようになった」みたいなこと、ありませんか?

例えば、「好きなものに影響されて生活や友人関係が変わった」ということはありませんか?
これらは『好きなものが自分のアイデンティティの一部になった』っていうことなんじゃないかと思っています。


また、みなさんはこんな体験をしたことがないですか?
「街を歩いていると自分が好きな映画の世界を歩いてるような気分になる。」
「風景が好きな音楽のMVのように見えてくる。」*8
そして、「街中の記号や色が、謎に見えてくる。」*9
これらは、『好きなものを通して世界を見ている』っていうことなんじゃないかと思っています。


この私の好きなもの*10は私の個性の一部になってくれたし、
視界を良くしてくれるだけでなく、ほんのり色がついていて、世界の見え方を変えてくれました。
いい変化だったのかよくなかったかは私にも(きっと誰にも)分かりません。でも、わたしは、後悔はしていません。

こんな抽象的な話をしていても何をいっているのか分からないと思うので、「推しのお二人」「謎解き」という具体的な例を挙げますね。

 

 

【私=推しのオタクの人】

さて、先ほど、自己紹介をしたわけですが、私のすごく苦手なことの一つがこの「自己紹介」です。
なんでも「自己肯定感」が低いためか、自分の欠点なら永遠に書けそうなのに、自分のいいところは何一つ思いつかないんですよね。面接だとか、自分をアピールしなきゃいけない時に何を言えばいいのか分からない。気が付いたら自分のよくないところしか話していないから、初対面の人と友達になれない。

でも困ったことに、度が過ぎたおしゃべりなんですよ。いわゆるアッパー系コミュ障というやつ。*11
放っておくと相手の不快感に気が付かず自分のよくないところを話し続けてしまう。とってもやなやつ。

この困った属性を、一部の人に少しでも好かれる程度まで緩和してくれたのが、「推しのお二人」です。
自分のことについていいことは何一つ思いつかなくても、推しのことについてならいつまででも話ができます。*12
推しの好きなところ、幸せだった思い出、好きな言葉、好きなパフォーマンス、最近推しがなにをしているか、、などなど。


話していると、自然に笑みがあふれれてしまう。友人にも(呆れ半分ながらも)「推しの話をするぽにょがすき」と言ってくれる人もいます。
私を「いっつも推しの話してる人(呆)」と捉えてもらえるだけで、とっても生きやすくなりました。
(あと、小さなことですが、私好きな色というものがずっとなくて困っていたんですが、推しのおかげで困らなくなりました。メンバーカラーを選べばいいので。)

もう「推しのオタクである」ということは私のアイデンティティの一部になっています。

 

 

【推しを通して世界を見る】

加えて、推しを通して、推しを中心に世界を見ることで、私の世界の平和は保たれています。
「恋をすると世界が薔薇色に見える」みたいなこと言いません?たぶんそんな感じです。恋人いない歴=年齢の私はわかりませんが。うっせ。


ライブの日を目標に勉強するしバイトするし体調を整える。ライブの日のために服を買うしコスメを買います。

当日だけじゃなくて、ライブに行く日まで毎日が「推しに誇れる私でいるための準備期間」になります。
推しが練習を頑張っているツイートを見て、自分ももうひと頑張りしようと思う。「この人が好きなら私も興味あるかも」って思ってもらえるような人になることを目標に、身なりに気を使い始めたのは推しを好きになってからです。

他にも、推しが好きなものや推しのメンバーカラーを見ると幸せになります。
いいことや頑張ったことがあると、推しにお話ししたりお手紙に書きたいなぁとわくわくします。


でも、私はメンタルも体力的にも弱いので辛くなってしまうこと、頑張れない時もたくさんあります。(いつもご迷惑かけてすみません)
そんな時は、推しの歌声を聞いたり、推しと過ごした楽しい時間を思い出したり、推しの生放送のアーカイブを見返したりします。
辛い時って縋る相手が欲しいけど、辛いときにいちいち縋る相手を探す余裕はなかったりします。だからそういう時は、推しの好きなところだけをゆっくり見て聞いて心と気持ちを落ち着けています。

楽しい時も、辛い時も、何でもない時も。ライブの日も、生放送の日も、何もない日も。
推しを中心に生活を組み立て、推しを通して、私は今日もこの世界を見ています。

 

 


【謎解きという話題】

じゃあ、謎解きはどのように私の世界を変えてくれたでしょうか。
推しを好きになってから、謎解きを好きになってから、AnotherVisionに入ってから、私の世界は二つの意味で大きく変わりました。

最初に、「謎解きが好き」ということが私のアイデンティティに加わったこと。これは小さいようで私にとってとっても大きいです。

私の困ったところのもう一つにこんなものがあります。
それは、「楽しめる、もっと言えば許容できる娯楽の幅が極端に狭い」ということです。
映画、小説、ドラマ、演劇、などなど全部だめ。
漫画やアニメは、結構な代償を払えば見れることもありますが大抵はだめ。*13
手先が不器用なので手芸や料理や工作はできない。おまけにスポーツは見るのもするのも苦手です。
お前何して生きてんだ?って感じですが、推しのライブと謎解きと哲学です。はい。

物語系統がなんで苦手なんだ?という点に関しては、
奇跡的にほとんど私と同じ症状を抱えていらっしゃっているフスマさんが分かりやすく言語化してくださっているのでこちらをご覧ください。

こんなに、苦手なものが多いと何が起こるか?
 
 
 
そう、人と共通の話題がないんです!!(;;)
 
 
 

推しは大好きですし布教を頑張っていますが、まだまだマイナー。
主要な趣味は大体苦手なので、結果、知人レベルの友人に振られる話題は勉強の話か恋愛話。
ただ、私の好きな哲学の話は大抵の人には微妙な顔をされてしまうし、恋愛はしたことがないし性的志向が不安定な私は恋愛話はとても苦手です。*14

そんな時に大活躍なのがこの「謎解き」なんです。
謎がそもそも好きな人とはその話が延々とできますし、聞いたことはあるだけの人も、多くの人が関心を寄せてくれるので、話題の引っ掛かりとして、とてもありがたい話題です。
謎解きは、多くの場合ネタバレができない、つまり中身を簡単には共有できないという独特な性質ゆえに、
余計に話をするのが面白いんです。共有してないからこそ、それぞれ自分の中での「謎解き論」があると思っています。自分の思う、謎解きの何が「面白いか」が人によって異なるという点で、「謎解き」の話題を自分の一部としてすることはとても面白いのだと思います。

この面白さをタイプ別に分かりやすく考察して下さっているブログがたっっっくさんこのブログにはありますので内容は割愛させて頂きます。みなさん読んでください。

そのそれぞれの分析はもちろん客観的でありますが同時にそのそれぞれの方の個性が表れる、むしろその人の個性の最も色濃い部分を含んでいると思いませんか?*15

 

 

【娯楽を作るということ】

そして、二つ目の大きな変化は、AnotherVisionの活動を通して「娯楽を作る側を体験した」ということです。

娯楽をそのまま楽しむだけでなく、製作者の意図を考えることは以前から好きでした。
さいころから、音楽を聴いては歌詞カードとにらめっこしながら「なんでこの歌詞はこうなんだろう」「なんでここは漢字じゃなくてひらがななんだろう」と想像してしました。

今も推したちが作った振付を見たり時に自ら体をうごかしたりしてみながら「ここの動きはなんでこうなんだろう」「何をイメージして動いているのだろう」と考えるのが大好きです。


でも、実際に制作に参加して「これが面白いんじゃないか」「これはここに問題が起きるのではないか」と話し合い、それぞれが持っている技術を持ち寄って、検討しあって出来上がっていく様を見ると、その視界が前に比べてすごくクリアになりました。

私が今まで楽しんできた様々な娯楽はすべてこうやって「制作」されてきたんだな。
そう実感することは、私の世界の見方を大きく変えました。

 

【最後に】


書くことまとまらない~と最後まで頑張りましたが、結局まったくまとまりませんでした(すみません)

うまく言葉が出てこず書いたり消したりしてたら内容うっすいですね???
言いたいことは、「推しと謎解きはいいぞ。(個人的主観)」です。

私の世界の見え方は、きっとたくさんの好きなものフィルターがかかっているけれど、そのうえで今日も視界良好です!
楽しいな、オタクライフ!よかったら、みなさまもぜひ!!!!(DMお待ちしています!!)

 

*1:タイトルはCreepyNutsさんの「たりないふたり」という曲の「偏見まみれの色眼鏡かけて 今日も視界良好」のパロディ(?)です。とてもとてもにわかですが、CreepyNutsはいいぞ。

*2:2がいっぱい!

*3:うわっ...私の能力、低すぎ...?

*4:申し訳ないながら入るまでアナビの公演に参加したことがないばかりか、謎トレすら知らなかった。

*5:検索除けのため普段からお名前を伏せてます、気になる方は私にDMください。

*6:ドイツ語、古典ギリシャ語、そして英語に日本語も分からなくなってきた...なにより1限2限の語学の授業に間に合わないのが敗因の8割。

*7:推しぴは眼鏡をかけていますが、眼鏡フェチの話ではないです。よく間違われますが、なお私は眼鏡フェチではありません。断じて。

*8:このせいで帰り道よく歌い踊りながら帰っています。不審者より不審者。

*9:駅とか広告の看板とか正直狙ってんだろ?って思うレベル(いいえ)

*10:(と書いて眼鏡と読む)(無理矢理すぎる)

*11:友人の家でひたすら話してたら8時間ぶっ続けで話していたことがあります。さすがに「友人、お前私と友達やってて本当に大丈夫か?辛かったら言うんだぞ??」ってなった。

*12:BGMは、君の好きなとこ/平井堅 “照れた笑顔 すねた横顔 ぐしゃぐしゃ泣き顔 長いまつ毛 耳の形 切りすぎた前髪”

*13:具体的に言うと、具合が悪くなったり(鼻血とか出る)悪夢を見続けたり、他のものに極端に集中できなくなったり。

*14:なおAnotherVisionは、本当に大学生のサークルか?ってくらい話題が平和です。勉強か課題か謎解き。大好き。

*15:私は思います(自己完結)